私は高校3年生の夏の初め、

 

 

志望校の模試で思うように

結果が出せずに

 

 

苦しみの渦の中

にいました。

 

 

自分では

「成績が伸びているはずだ!」

という大きな期待感とは裏腹に、

 

 

「全然伸びてないじゃん・・・。」

と絶望を感じる連続の中にいました。

 

 

そして、

結果が出せない自分が

どんどん嫌いになっていきました。。。

 

 

自分がこの

負のスパイラル

中にいると気が付いた時、

 

 

「ここで変わらないと

大阪大学にいけない。

変わらなければ・・・!」

 

 

と決心しました。

 

 

そこで自分のダメなところ

について考えてみました。

 

 

私はゲームが大好きな人間です。

今もゲームのために

テレビを持っている、

 

 

と言っても過言ではないほどの

ゲーム好きです。

 

 

また、友達とLINEすることも

大好きで通知が来るたびに

アプリを開いてしまう始末です。

 


一度振り返ってみてわかったことは、

 

 

「ゲーム」や「SNS」のせいで

勉強時間が削られたり

 

 

勉強中も

ゲームやSNSの返信で

 

 

気が散ることによって

集中できないていないことが

原因でした。

 

 

そこで私はいくつかルールを作り

自分に厳しくすることにしました。

 


始めに

スマホを使うのを

「朝起きた時と夜寝る前だけ」

に限定しました。

 

 

しかし、

 

 

友達との関係が

薄れてしまったように感じ、

不安でいっぱいになり

 

 

すぐに元の状態に戻ってしまいました。

 

 

次に、

これまでは早めに切り上げていた

学校の居残り勉強も

 

 

誰よりも長くいること

目標にしました。

 

 

しかし、

 

 

逆に時間があると

 友達も周りにいることもあって

すぐに友達と冗談を言い合ってしまい

 

 

なかなか最後まで

勉強に集中することができずにいました。

 

 

(丁度夏休みは

 オリンピック真っ盛りだったので

 みんなと応援してました。)

 

 

そして最後に、

 

 

大好きなゲームも

完全に封印

することにしました。

 

 

だがしかし、

 

 

ゲーム抜きの生活に

ストレスがたまり

 

 

毎日が嫌で嫌でたまりませんでした。

 

 

「苦しむことが受験期なのだ」

と思い込み、

 

 

毎日思い悩み苦しみながら

過ごしていました。

 


それが夏休みの初めのことです。

 

 

それからは

とても苦しい毎日とはいえ、

 

 

勉強時間を

グンと長くすること

ができました。

 

 

各科目にかける時間も増え、

 

 

大の苦手であった

数学の問題集にも

 

 

だいぶ手を出すことが

できるようになりました。

 

 

「自分もやる気出せば変われるんじゃん!」

 

 

そう高をくくっていました。

 

 


しかし、

 

 

次の模試の返却で待っていたのは

またもや期待とは正反対

のものでした。

 

 

自分の実力が

着実に付いているのは

事実でしたが、

 

 

ライバルの伸び

それ以上のものでした。

 

 

親にはよくできた兄と比べられ、

 

 

兄ちゃんなら〇〇点とれていたのにねぇ。

 

 

などと言われ

精神はズタボロでした。

 


さらに

泣き面に蜂とはいうもので、

 

 

学校でも勉強時間を増やしたことを

知っていた友人たちには、

 

 

「けいすけは頑張ってるから

いつか伸びるって!」

 

 

と励ましてもらったものの

その裏に落胆している様子

明らかにありました。

 

 

その時の自分のみじめさと言ったら

今思い出すだけでも悔しいです。

 


「勉強時間は確実に増えた」のに、

全く結果が伴わない

 

 

という現実に

完全に打ちのめされてしまいました。

 

 

「もう、自分に

阪大合格なんて無理やな・・・。」

 

 

 そう諦めていました。

 

 

自信を完全に失ってしまった

私に手を差し伸べてくれたのは

 

 

高校でとても怖いことで

有名だった物理のK先生でした。

 

 

K先生は東大出身で

 

 

東大、京大、阪大志望の生徒に

物理を教えていて

とても分かりやすいと有名で、

 

 

進学校である私の高校に

何年も勤めている

いわば神様的な存在でした。

 

 

しかし、

授業中の厳しさから

正直私の苦手な先生でした。

 

 
それは、私が担任の先生に

職員室で相談をしていた時

のことでした。

 

 

K先生が近づいてきて、

こう言いました。

 

 

「そんなんじゃあ成績あがらないよ。」

 

 

正直最初はイラつきました。

 

 

「ちょっと話を聞いただけで

私の何がわかるのか。」と。

 

 

しかし、

相手はこの学校の神様、

 

 

話を聞いてみても

無駄ではないだろうと思い、

 

 

それから私は

K先生の話を聞いてみる

ことにしました。

 

 

「勉強時間と成績は

 比例するとは限らない。

 

 

 高校では勉強時間を

 長くすることばかり言われる

 と思うが、

 

 

 人にはそれぞれその人にあった

 勉強法がある。

 

 

 集中力が続きにくくて頑固な

 君のようなタイプは特にね。」

 

 

そして、

先生は突拍子も無いことを

言いました。

 


「量ができないなら、

 量をできるだけ削って

 質を最大限まで高めるべきだ。

 

 

この言葉を聞いたとき、

私は衝撃を受けました。

 

 

「これまでの常識と

 真逆のこと

 言っているではないか・・・!?」

 

 

たしかにこれまでクラスでは

毎日の勉強時間を書いて提出する

というシステムがありました。

 

 

私たちはそれを鵜呑みにして

勉強時間を増やすことばかりを

考えていました。

 

 

そんな視野が狭くなっている私を

K先生はあっという間に

解放してくれました。

 

 

それからというものの、

勉強がうまくいっている人たちの

勉強法が無性に気になり始め、

 

 

K先生や周りの優秀な友達、

兄など色んな人に

勉強方法を聞き、

 

 

自分に合った勉強法

模索していきました。

 

 

すると、

これまでの勉強法と比べて、

 

 

明らかに

のみこみが早くなったのを

自分でも感じるようになりました。

 

 

苦手だった数学でも

 

 

これまで解ける気も

しなかったような問題が

解けるようになっていました。

 

 

それはこれまで

感じたことのなかった

確かな手ごたえでした。

 

 

勉強時間を削ったはずなのに・・・!

 

 

これまでの常識を

完全に覆されたような

気がして

 

 

自分でも驚きが隠せませんでした。

 

 

「もしかしたら、

 阪大合格も夢じゃないかも・・・!

 

 

全く自分に自信が無かった時

とは別人のように、

 

 

自信がだんだんと

湧き出てくるようになりました。

 

 

次の模試でも

なんと判定が1つ上がり、

 

 

そのまた次の模試でも

またさらに1つ上がり、

 

 

最終的には、

A判定を勝ち取って

受験に臨むことができました!

 

 

受験会場に向かう時、

 

 

「確かな自信」

 

 

これ以上に役に立つものは

他にはありません。

 

 

そして合格発表の日、

 

 

九州の自宅で

パソコンの合格発表のページ

を見ると・・・

 

 

自分の受験番号が載っていました!

 

 

あの時の

 

 

達成感、感動、

家族からの暖かい祝福の言葉、

 

 

すべてをはっきりと覚えています。

 

 

それほど私の人生の中で

大きな大きな出来事でした。

 

 

 また、

こんな大逆転劇を収めたのは

私だけではありません。

 

 

同じクラスに

成績がなかなか伸びない

という悩み抱えた

 

 

同じく大阪大学を受験する

友人がいました。

 

 

その友人とは

入学当初から仲が良く、

 

 

大阪大学に一緒に行きたい

 

 

という想いが一段と強い友でした。

 

 

そこで

私の成績が伸び始めてから、

 

 

その友にK先生から聞いた

あらゆることを共有しました。

 

 

私は彼の性格をよく知っていたので

それを踏まえて、

 

 

一緒に今後の勉強について

話しました。

 

 

それからというものの

 

 

センターレベルにも達していなかった

彼の英語力はぐんぐんのび、

 

 

無事同じ年に大阪大学

入学することができました!

 

 

彼の合格を知った時、

私は自分のことのように嬉しかったです。

 


彼とは今でも

よくお酒を酌み交わし

思い出話に花を咲かせる仲です。

 


私と彼、二人を

どん底から救ってくれた

 

 

「K先生の言葉」や、

 

 

「様々な人の勉強法」、

 

 

そしてなによりも

「自分自身のことを理解すること」

 

 

そして阪大に通う現在、

 

 

「実際に阪大受験で

 合格を勝ち取った同級生たちの

 質の高い勉強法の数々」

 

 

これらの恵まれた経験から

 

私は一人ひとりにあった

合理的な勉強法

 

 

さらには阪大合格を見据えた

 

 

「勉強の質底上げメソッド」

 

 

を作り上げました。

 

 

私はもう十分すぎるほどの

大逆転を成し遂げることが

できました。

 

 

次は

過去の私と同じ悩みを抱える皆さんが

 

 

「大逆転合格」

 

 

を勝ち取る番です。

 

 

明るい希望の詰まった

キャンパスライフが待っています。